そうだ、図書館行こう

若葉雨借本脇に手挟みて

若葉の季節だから若葉雨だろうけど、もう梅雨の走りだろうかと思えるほど冷たい雨だ。

おまけに若葉を照り返すような明るさはなく、暗い一日である。
服装はとっくにこの季節のものに変わっていて、家にじっとしているだけでは寒いので、こんな日は図書館に行くに限る。
今日は新書コーナーで何か面白そうなのを探そうと、棚の背表紙をなめるようにひとつずつ確かめてゆく。
哲学、歴史、文学、エトセトラ、エトセトラ。
岩波、中公、朝日、エトセトラ、エトセトラ。
これら全部に目を通したら、ひとかどの物識りだなあと思いつつ、やはり手に取るのは好みのジャンルとなる。

気楽な俳句本も加えて、何冊か借りだしてきた。