猫暖房

取り込めば猫のめざとき蒲団かな

明日はいよいよ4度の予想。

師走の声を聞いて本格的な冬の到来である。
猫どもも夜の暖房が切られては辛かろうと、今日から炬燵の出番である。
といっても、床暖房に炬燵敷を敷いて蒲団をのせるだけであって、タイマーで夜に切られても残存する温もりで朝まで頑張ってもらおうというだけのことである。ま、これが意外に長持ちするので朝方までは中でおとなしくしているようである。
今季初めて炬燵布団を取り込んだら、その温みをよく知っているとみえてさっそくふかふかの蒲団にもぐり込んだり。
暖房を入れる前は散々騒いでいたのが、スウィッチを入れた途端蒲団に静かになるのも愉快なものである。

起きるか否か、それが問題だ

撥ねのけて蒲団出る気の充つるまで
羽蒲団五分とたたず寝落ちたる

すぐ寝入ることができるのはありがたい。

問題は冬場の起きるときである。
思い切って蒲団を跳ね上げて起きる勇気が満ちてくるまでには少々時間がかかる。起きてしまえばあとはすばやく着替えをするだけだから、とっとと起きてしまえばいいのだが、これが分かっていてなかなかできない。