着々と

触るるもの蔓にからませ豆の花

防寒に仕立てた藁であろうが、笹であろうがお構いなし。

気温が上がってきて豆の蔓がぐんぐん伸び出した。早いものはもう花をつけている。花が終わるといわゆるえんどう豆。若い莢のままを採れば絹さや、青い実まで待てば実豆。最近は絹さやと実エンドウのいいとこ取りのスナップエンドウもでてきて賑やかな春の畑をいろどる。
ここ二日ほどの好天をさいわいに春の農作業が着々と進む。

虫の世界

豆の花風来て虫もひとも来て

初めてえんどう豆に挑戦中。

意外にうまくいってるようで、順調に花もついて早くも莢が太りつつあるものもある。
総じて野菜は肥料がすぎると虫がつくということを聞いて合点のゆくこともあり様子を見ているのだが、今のところ地力で充分やっていけるようである。
莢の具合も順調。屈んでみると小さな虫が何種類もいっぱいついている。これらも害虫を捕らえたりしながら作物を守ってくれてるのだと思うといじらしく思えてくる。いきなり大きな足長蜂が飛んできたが、慌てず騒がずじっとしていたらいつの間にかどこかへ消えてくれた。

生命力

島畑のだらだら昇る豆の花

初めて豆に挑戦中。

昨年暮れに蒔いたのが無事冬を越して、いまぐんぐん成長を始めた。
40センチくらいに伸びたら蕾がふくらんできて、今は純白の花がちらほら。葉も柔らかいが花はもっと柔らかく思えるほどやさしい。
今日は雨にたたられたが、強い雨にもしなやかで強いようだ。
やさしそうだが強い。なかなかしたたかである。
あと数十日でその生命力をいただくことになる。