音たてて

音たてて色佳し香好し走蕎麦

蕎麦の花を見に行った桜井・笠の新蕎麦まではあと少し。

あと一週間ほど待たなくてはならないが、この初物を待つというのも大きな楽しみである。
早いところでは、新蕎麦はすでに10月には出回るので、笠地区の蕎麦は遅い部類に入る。
やはり、味のいいのを収穫するには、冷涼な空気が必要となるのであろうか、奈良でも東山中と呼ばれる地帯は盆地よりさらに気温は低いのだが、信州などに比べて生育環境はまだまだなのかもしれない。

やや青みがかって、香りがいい笠の新蕎麦は、音を立てて一気に飲み込みたいものである。

音たてて、と言えば今日の早朝、博多では大きな音を立てて道路が広く陥没したという。安心して道路も歩けない時代だ。