近火とてバケツ手にしてみたものの
大火があった。
悪条件が重なってこのような火事は20年ぶりだという。
百軒以上が全焼となって、類焼となった被災者は年末を控えてまことにお気の毒というほかない。
今回は風下となった海がもっと遠ければ、被害はもっと広範囲に広がっていたに違いないと思うとぞっとしてくる。
熊本の地震といい、このような大火といい、終わってみれば今年は災害の年として記憶に残ることは間違いない。
今年の漢字が、過去何回か採用された「金」だとは、どう考えても感覚的に受け付けなかったが、この大火によってますますその坊主のノー天気ぶりが嗤われることになろう。