火の用心

遠火事の容易ならざる煙かな

サイレンが街に響く。

何度も何度も響くので、相当の数の緊急車が出動しているようである。
気になって外へ出てみると、果たせるかな、火事である。
それも、かなりの距離があるのに真っ黒な煙が二上山を越えるかと思えるくらいの高さに昇っている。
この黒さは住宅の燃えるようなものではなく、なにか工業的な建物、施設に異変があったような感じである。
つい、何日か前の一年前に糸魚川で大火があった。
火の始末、気をつけなければ。