風見してペットボトルの風車
風が強ければうるさいほどだ。
田や畑などでよく見かけるペットボトルの風車だが、このカラカラ、ガラガラと鳴る音が土竜除け、キラキラ光る羽根が鳥除けになるらしいのだ。
とりわけ、土竜は目が悪い分、図抜けた聴力を与えられていて音や震動には敏感という特徴を逆手に取った風車作戦である。風車でなくとも、アルミ缶を棒にさしたものを地中に立てておくだけも効果があるらしい。
そうとは知らない頃はなんと風狂な遊びだと思っていたのだが。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
風見してペットボトルの風車
風が強ければうるさいほどだ。
田や畑などでよく見かけるペットボトルの風車だが、このカラカラ、ガラガラと鳴る音が土竜除け、キラキラ光る羽根が鳥除けになるらしいのだ。
とりわけ、土竜は目が悪い分、図抜けた聴力を与えられていて音や震動には敏感という特徴を逆手に取った風車作戦である。風車でなくとも、アルミ缶を棒にさしたものを地中に立てておくだけも効果があるらしい。
そうとは知らない頃はなんと風狂な遊びだと思っていたのだが。
気紛れは風のならひよ風車
折紙の羽根かくかくと風車
特別なことがないかぎり思い出さない季語である。
今朝のNHK俳句の題「風車」を興味深く見た。いつも感心するんだが、世の中にはとても真似のできそうもないくらい詠める人がわんさといる。風車とたわむれる風に真正面から取り組んだ佳句が多くて、言葉を選って掘り起こせば新しい句がいくらでも生まれるのだと。
掲句のレベルではとても入選には覚束なく、遠い道を行くが如しであるが。