遠い道

気紛れは風のならひよ風車
折紙の羽根かくかくと風車

特別なことがないかぎり思い出さない季語である。

今朝のNHK俳句の題「風車」を興味深く見た。いつも感心するんだが、世の中にはとても真似のできそうもないくらい詠める人がわんさといる。風車とたわむれる風に真正面から取り組んだ佳句が多くて、言葉を選って掘り起こせば新しい句がいくらでも生まれるのだと。

掲句のレベルではとても入選には覚束なく、遠い道を行くが如しであるが。

“遠い道” への2件の返信

  1. 風車の思い出と言えばやはり幼いころの折り紙で作ったものですね。
    それとセルロイドの玩具の風車を持って風に向かって走った記憶が残っています。
    男の子はそんな遊びはしなかったでしょうね。

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