節電

養花雨の晴れ間待ちをる甲子園

催花雨ともいう。

雨水の頃から降る雨をいい、花の開花を促す、俳句ではとくに桜の開花を心待ちにする気持ちを雨に託した季語である。菜種梅雨とも言えるし、春霖とも。
本来は温かい雨であるはずなのだが、今日のように一か月以上も前に戻ったような冷たい雨では冷や水を浴びせこそすれ、花をうながす資格がないかもしれない。
雪も降ったりして暖房の使用で停電も心配された関東であるが、節電効果もあって無事乗り越えられたようであるのはよかった。