おかもちの蓋ももどかし鰻飯
師宅を表敬すればかならず地元老舗の鰻重か天丼が出る。
天丼は冬で、そのほかの季節は鰻というふうに、伺うたびひそかにその味を楽しみにもしていた。
いずれも味では有名どころで、グルメの師匠も太鼓判を押す名品である。
その先生も二十年以上もまえにお亡くなりになり、鰻の季節になると先生の豪快な笑いを思い出す。
それにしても鰻の今日の高値を誰が予想したろうか。高級を通り越して庶民には手が届かないものになってしまったのは悲しいことである。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
おかもちの蓋ももどかし鰻飯
師宅を表敬すればかならず地元老舗の鰻重か天丼が出る。
天丼は冬で、そのほかの季節は鰻というふうに、伺うたびひそかにその味を楽しみにもしていた。
いずれも味では有名どころで、グルメの師匠も太鼓判を押す名品である。
その先生も二十年以上もまえにお亡くなりになり、鰻の季節になると先生の豪快な笑いを思い出す。
それにしても鰻の今日の高値を誰が予想したろうか。高級を通り越して庶民には手が届かないものになってしまったのは悲しいことである。