グルメ

おかもちの蓋ももどかし鰻飯

師宅を表敬すればかならず地元老舗の鰻重か天丼が出る。

天丼は冬で、そのほかの季節は鰻というふうに、伺うたびひそかにその味を楽しみにもしていた。
いずれも味では有名どころで、グルメの師匠も太鼓判を押す名品である。
その先生も二十年以上もまえにお亡くなりになり、鰻の季節になると先生の豪快な笑いを思い出す。
それにしても鰻の今日の高値を誰が予想したろうか。高級を通り越して庶民には手が届かないものになってしまったのは悲しいことである。

“グルメ” への2件の返信

  1. 昔はウナギは川で獲ってくるもので買うものではなかった気がする。
    祖父がキリで頭を刺しさばいていた記憶がうっすらとある。

    土用の丑の日はスーパーで眺めただけで買わなかったので来月になったら是非とも夏バテ防止に食したいものである。

    1. 家人の話によると丑の日の翌日のスーパーは、大半を占めていた棚から鰻が消えたそうです。冷凍してまた再び並ぶんでしょうか。
      我が家は津からの取り寄せしか食べないし、それもビックリするほど値が張るので年に一回あるかどうか。寂しいかぎりです。

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