食べない麦

麦を踏む老のそびらの信貴の峰

食べるために育てているのではなく。

冬でも畝を空けない、草を生やして根を張らす、伸びてきたら敷草に。そんな目的で種を蒔いたのだが、今は6,7センチくらい。これを春までに何度かしっかり踏んで霜で浮かせない、腰を強くする、分けつを促すなどの効果を狙う。
一番の狙いは兎に角畝に草を生やして根を張ってもらう。その根には菌が棲みついて土を活性化してくれること。残った根はやがて腐って分解してくれる菌が増える。根が分解した跡は空気や水の通り道になり、新しい作物の根が張りやすくなる。いつまり畝を耕してくれるのである。
雑草も生えない畝は困るので、まずは麦を蒔いたのである。夏には枯れてくれるのでそのうえを西瓜や南瓜の蔓這い、あるいはサツマイモの茎が這う予定である。