探鳥かねた散歩

水仙のかしら中して日の溜まり

水仙は太陽の方へ向いて咲くのではないだろうか。

たいがいが日のよく当たるところに植えられているせいか、喇叭が南の方へ向いていることが多いように思える。
誰が号令をかけるわけではなかろうが、兵卒の敬礼に似ているような気がした。

馬見丘陵の鶯はまだ笹鳴きである。初鳴きまではあとひと月くらいだろうか。
今日目撃した鳥。鶯、四十雀、メジロ、コゲラ、ジョービタキ、アオジ、白腹、トラツグミ、ウズラ、鵯、烏、水鳥では大バン、バン、鴨、金黒羽白、真鴨、小鴨、カルガモ、川鵜、青鷺。みな枯れて鳥が探しやすい。

“探鳥かねた散歩” への4件の返信

  1. 数えないほどの鳥、鳥、鳥、何と羨ましい光景でしょう。

    今度暖かい日をみて久しぶりに庄内緑地公園を尋ねてみたくなりました。

    1. 双眼鏡を首にかけて歩きます。人が立ち止まってるところで仲間入りさせてもらいます。名前や在処を教わったり。だいたいがみなさん、教えたがり屋が多いですから聞けばいろいろ教えてくれますよ。

  2. 「水仙の かしら中して 日の溜まり」

    “かしら中”で 目が止まりました。
    いま、“かしら中”と言う言葉で すぐその意味や所作が
    分かる人は 自衛隊か消防関係者ぐらいでしょうね。

    どういう連想で 句を作られたのか?
    小生は ひよわな水仙の花が 一兵卒の心細い顔に
    思えてきて、なんとなく さびしくなってきました。

    1. 水仙というのはたいがい群れていますよね。それが、みんな喇叭を太陽の方に向けているように見えて、ユーモラスに感じたときの印象を詠んだものです。
      「かしら右」「かしら左」ではちょっとひねり過ぎかと思い、「中」にしたのですが。
      この句は結社にも投句してみて反応を探ろうと思います。

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