一将校成りて

犬の尾の触れみ触れずみ枯尾花

絮もほとんど飛んでしまった。

万骨枯るといった風情だが、意外にしぶとくて簡単には姿を消さない。へたすると冬だって越してしまうほどだ。
ま、しかし、枯れたのなら潔く土になったほうがいいと思うがどうだろうか。

「降りみ降らずみ」という言葉はあるが、この用法は許されるかどうか。

“一将校成りて” への2件の返信

  1. 九月半ば頃だったと記憶している。
    芒を玄関はじめ三か所に生けたのがまだ枯れずにがんばっている。
    絮もしっかりして綿になっていないがもう片付け時だろう
    (意外にしぶとくて簡単には姿を消さない)
    まさにその通りです。

    1. 蓮は骨が折れ、葉が破れ、みるみる消えていきます。枯尾花、敗荷、それぞれに味わいがあっていいものですが、やっぱり相応しい季節というのはあるんでしょうね。
      今日は、夕日に透けるイメージに犬の尻尾を添えてみました。

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