犬の尾の触れみ触れずみ枯尾花
絮もほとんど飛んでしまった。
万骨枯るといった風情だが、意外にしぶとくて簡単には姿を消さない。へたすると冬だって越してしまうほどだ。
ま、しかし、枯れたのなら潔く土になったほうがいいと思うがどうだろうか。
「降りみ降らずみ」という言葉はあるが、この用法は許されるかどうか。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
犬の尾の触れみ触れずみ枯尾花
絮もほとんど飛んでしまった。
万骨枯るといった風情だが、意外にしぶとくて簡単には姿を消さない。へたすると冬だって越してしまうほどだ。
ま、しかし、枯れたのなら潔く土になったほうがいいと思うがどうだろうか。
「降りみ降らずみ」という言葉はあるが、この用法は許されるかどうか。
九月半ば頃だったと記憶している。
芒を玄関はじめ三か所に生けたのがまだ枯れずにがんばっている。
絮もしっかりして綿になっていないがもう片付け時だろう
(意外にしぶとくて簡単には姿を消さない)
まさにその通りです。
蓮は骨が折れ、葉が破れ、みるみる消えていきます。枯尾花、敗荷、それぞれに味わいがあっていいものですが、やっぱり相応しい季節というのはあるんでしょうね。
今日は、夕日に透けるイメージに犬の尻尾を添えてみました。