身を折りてあとは野となれ枯尾花
腰痛コルセットがようやく外れた。
久しぶりの万歩ウオーキングである。
朝こそ冷えたが昼間の天気転は申し分なく、ウオーキング日和。
今年の楓の紅葉は今ひとつだが、欅や櫟、樫の黄葉がすばらしい。
とくに今日は櫟、樫類の黄葉がみごとで、見上げれば青天とのコントラストも素晴らしく、何度も何度も足を止めるのであった。
欅はというとすでにピークは過ぎたようで、ちょっとした風でパラパラと降ってくるものも。
大鷹が悠揚と空を舞い、翻るときの瞬間に陽光が胸や腹にさして、それはそれは印象的な眺めである。
双眼鏡に小さな点となるまで追いかけて、その先をみると盆地をはるかに横切って斑鳩の方向へ向かっているようだった。