ストーヴの石油臭して店を守る
通りにまで石油臭がもれてくる。
あきらかに石油ストーヴの匂いだ。
どうやら間口一間半をすべて通りに開けた駄菓子屋からもれてくるらしい。ガラスケースの内側にストーヴを置いて店番しているのだろうが、のぞいてみても人影はなかった。
しゃれた店もぽつぽつ見られるようになった奈良町だが、やはり昭和レトロの匂いがたちこめる店の佇まいもまたほっこりするものだ。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
ストーヴの石油臭して店を守る
通りにまで石油臭がもれてくる。
あきらかに石油ストーヴの匂いだ。
どうやら間口一間半をすべて通りに開けた駄菓子屋からもれてくるらしい。ガラスケースの内側にストーヴを置いて店番しているのだろうが、のぞいてみても人影はなかった。
しゃれた店もぽつぽつ見られるようになった奈良町だが、やはり昭和レトロの匂いがたちこめる店の佇まいもまたほっこりするものだ。
石油と言えば思い出すのは1973年のオイルショック。
その前年に長男が生まれているので冬の寒さをしのぐ暖房に石油は欠かせなかった。
当時は近所の酒屋さんがアパートの二階まで配達してくれたものだ。
今も石油ストーブを使っている家が結構あると見え童謡「たきび」のメロディーを流して配達車が巡回している。
臭いと言い手間と言いあんな面倒なものには戻りたくないのが正直な気持ちである。
しかし郷愁を誘うあの丸い石油ストーブが似合う場所があるのも確かで一番の思い出はスキー場かな?
石油ストーヴのいいところは、ファンヒータでは無理ですが、薬缶でお湯が沸かせること。適度な湿り気を生んで暖かかった。さらに、その昔は餅なども燒いたっけ。