投稿日: 2019年1月16日 カテゴリ:冬 季語:寒禽月冴える 寒禽の鋭声や月の利き刃 ヒヨドリの甲高い声が響き渡る。 中天を眺めれば、匕首のように鋭い月が青い空に凄惨な白さで浮かんでいる。 これは数日前の光景だ。今日の月は半月。冬の冴え冴えとした月が見下ろしている。 共有:シェアTweet 関連
寒さのせいで空を仰ぐことが滅多になくなりました。
そこで今夜の半月を眺めてみたら三日月よりはほっこり温かみがありました。
秋は「爽やか」とすれば、今頃の月は「冴ゆ」がぴったり。射すくめられるような気さえします。
空気の違いでしょうが、冬でも寒の月は特別なような気がします。