眠る

育苗にあてる辺りを冬耕す

駅からの近道は田んぼのそばを通る径。

さすがに夜は真っ暗で通るわけにはいかないが、ここを通るたびに近辺の田仕事の時節を教えてくれる場所である。
先日通りかかったら、田の隅だけに畔が切られて耕してある。そのほかの拾い部分はいまだ穭が青々としたまま残されたままだ。
おそい大和の播種だが、苗床だけは早々とその準備が整っているわけである。
これから半年近くの間、盆地の田んぼは長い休みに入るのである。

“眠る” への3件の返信

  1. 今日から12月、毎月一日はゲリラデイとして近くのスーパーが大安売りをする。
    それを目当てに買い物客が殺到し開店の一時間ほど前から客が並び駐車場が満車になる。
    早めに車を入れ開店時間まで喫茶店のモーニングコーヒで待機する。

    喫茶店の途中に穭田がありそれをお百姓さんが耕運機で掘り起こしていた。
    しばらく眺めていたがこの後何の種を播くのだろうか?

    1. 田の冬耕というのはたいがい春までそのまま休ませておくところが多いようです。穭の鋤込みは言ってみれば堆肥にするためです。レンゲと同じようなものです。
      冬の間水を張っておく場合もあり、冬水田として水生動物など渡り鳥の餌場にしているところもあります。

  2. 百姓の娘なのにこんなことも知らないとわね・・・
    私が子どもの頃の我が家の田んぼは平野ではなく自宅から相当離れた山田にある棚田だったからかもしれません。
    収穫後はどのようにしていたのか全く記憶にないのです。
    そういえば陽希さんが佐渡に渡った時の日記にはこう記されていました。

    (トキの餌を絶やさないように、地元では稲作が終わったあとの田んぼに水を張っているという。トキのためのビオトープが多くあるためか、国中平野の田園地帯を歩いていると越冬のために飛んできた白鳥や野生のトキが見られた)

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