うす青く

雲晴れて麦の芽風にひかりけり

三輪山ふもとの麦畑がうっすら青んできた。

葉は鳥の羽根のように柔らか、しなやかで風によくなびいている。そこへ雲の間から光がもれると途端にキラキラと輝いて、同じく光がさして浮かび上がるような三輪山に呼応するようにも見える。
近寄ってのぞくと、土は意外に粗く機械撒きしたかのように曲がりくねった条が三輪山に向かって走っている。
あと二タ月もすれば立派な青麦畑となって、周りの田んぼがまだ黒々としているのと好対照な景色を見せてくれるだろう。

“うす青く” への2件の返信

  1. もう麦の芽が出ましたか、暖冬のせいもあるのでしょうね。
    近頃はとんと麦を踏む光景は見られないどころか麦畑さえもみられません。
    三輪山の麓の麦畑が実ればまるで小津映画の世界ですね。

    1. 三輪山の麓は開発されて、あのエンディングに出てくる麦畑が一面に広がる光景はもう見られません。
      ですが、やはり三輪山付近はまだ麦畑が多く残ってます。

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