寒卵は今日まで

節分の椀に割りたる生卵

明日は立春。

立春には生卵が立つと言うが、その卵も今日までは寒卵。明日からはただの「卵」。ただ明日だけは「節分卵」という名を頂戴するわけであるが。
何はともあれ今年の冬も今日でおしまい。
いい春でありますよう。

“寒卵は今日まで” への4件の返信

  1. 本当の意味でいい春が来ることを願います。
    心を込めて豆まきをしましたがどうなる事やら?
    希望を失わず春を見つけたいです。

  2. 草も木も、鳥も魚も、命生まれる春です。
    木の芽時は要注意ですが、命の意気盛んの季節にあやかりましょう。

  3. 節分の椀に割りたる生卵

    コメントの中の「寒卵」??。
    “鶏が寒中に産んだ卵。栄養価が高く、保存がきく”、と。寒いので卵を産む回数も少なくし、寒さに備え栄養を摂るので、貴重な卵、と。へ~!!
    今の卵は養鶏場で工業製品の様に生産されており、寒卵なんて、もう無いんでしょうね。そう言えば、子供の時、入院中のお見舞いに生卵を籾殻を敷いた木箱で持っていった覚えがあります。
    時代と季節を巡らせるとても好い句だと思います。

    1. そうでしたね。病気見舞いに生卵というのを覚えています。
      卵が大変貴重だった昭和20年代まででしょうね。

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