八幡さん

木の葉落つ伊勢さししめす遙拝所

遙拝所見通しひらけ木の葉散る

遙拝所木の葉衣に標結へる

近所に由緒ある八幡さんが二カ所ある。

それぞれ東の方向に開けた小高い斜面にあるのだが、どちらにもお伊勢さんへの遙拝所がある。というより当地の神社はおしなべて伊勢への遙拝所がしつらえてあるのが多い。いずれも大和と伊勢の浅からぬ関わりを示すものと考えていいだろう。

もともと見晴らしがいい場所が、この時期落葉樹が葉を落とすようになってさらに見通しがよくなった。

“八幡さん” への4件の返信

  1. 大和と伊勢は地理的にも隣り合わせ、古より何かと繋がりがありますね。
    木々が葉を落として遠景まで見通せるようになりました。
    ものみな枯れゆき何だか寂しさを感じます。

    海老蔵の「利休にたずねよ」を見てきました。
    団十郎との最後の親子共演です。
    茶人、利休役の海老蔵。身のこなしの美しさに感動しました。
    お道具も楽焼等本物が使われたようです。
    先日訪れた有楽苑「如庵」と共に国宝茶席三名席の「待庵」が出てきたのにはその偶然に驚きました。

    1. 市川家も御難続きですね。最後の共演とはつらいものです。海老蔵もいろいろ障害を乗り越えて大名跡を継いでもらいたいと思います。

  2. 八幡さん、そこら中にあるようですね。それだけ親しみやすい神さまなのでしょう。伊勢神宮を向いての遥拝所、気がつきませんでした。面白いですね。

    八幡さんって源氏に出てきたなと調べたら玉鬘が長谷寺へ行く前に石清水八幡宮に行ってるんでした。霊験あったということです。

    1. 全国に44,000社もあるそうです。宇佐、石清水などは双璧なんでしょうね。鎌倉武家政権と結びついて東国にも広がり鎌倉八幡とか。
      八幡とはなんて調べていると、応神が主神といいますが、その実何やら得体の知れないような。皇統の問題にも関わりそうで複雑な模様です。

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