おほかたは鴨の池なり番鴛鴦
(おおかたはかものいけなりつがいおし)
平城天皇陵近くの水上池に行ってみた。
巫女アイサが来る池だというので出かけてみたのだが、地図で見るとおりこのあたりは陵濠やため池が多いところで、通りがかった人に話を聞くと他にもいろいろな鳥が飛来しているらしい。
トモエガモが来ていると聞いたから来たという人、近くの平城京でベニマシコの写真を撮ってきたという人、散歩のひとも次々やって来て、情報交換をしている。カイツブリが長い尾を引いて鳴くし、コガモもピーピー笛を鳴らす。ハシビロガモと思われる集団もいて賑やかなこと。
で、肝心の巫女アイサだがこのところはあまり見かけないとのこと、かわりに昨日は100羽くらいはいたという鴛鴦が今日はわずか残っていて水面を滑るような番の優雅な姿を見ることができた。
鳥の名前に随分詳しいですね。
名前がわかれば出あった時楽しいでしょうね。
先日も散歩の折すぐ目の前をまるで道おしえのようにツ~イツ~イと飛ぶ鳥がいました。
スズメよりやや大きく白黒がはっきりして飛ぶ姿がきれいでした。
白黒で目の前を飛ぶといえばセキレイではないでしょうか。石叩きという別名がある通り、尾が上下するさまがまるで地面をたたいて見えるところからついた名です。
池がいくつもあると鳥もいろいろ来て楽しめるでしょうね。
このごろわからないながらも鳥の名前に注意して見るようにしています。
昨日見た鳥でわかったのはコサギ(白鷺)、ハクセキレイ、椋鳥、ひよどり、雀、オナガ、ほおじろ、位でした。
もっといっぱい名前がわかるといいのですが・・・
鳥に詳しい方とお友達になるのが一番です。散歩の途中で熱心に観察している人がいたら話しかけてみて下さい。たいがいのひとは得意げに教えてくれますよ。
探鳥、いいですね。特に水辺の鳥は川・池・田んぼと居場所が限定されてるので探すのも楽ですしね。
昨日川鵜の獲物の奪い合いを目撃しました。一匹が折角獲ったかなり大きめの魚をもう一匹が卑怯にも奪ったのです。壮絶でした。「自分で獲れよ!」思わず叫びました。
冬は魚も深いところに潜ったままですので、川鵜も生存競争にさらされてるんでしょうね。
この寒い時期というのはどの生き物にとっても餌が少ないので命を落とすものも多いようです。
生き残っても今度は雌の奪い合い。。。生きるというのは生半可なものじゃありませんね。
鳥の名前も分かるとバードウォッチングも楽しいだろうね。
一口に”カモ”というけれど、トモエガモ、コガモ、ハシビロガモと種類が多く、見分けるのも大変そうだね。
帰宅したら今日初めて見たのを調べたりしてしています。それはそれで楽しみで、見慣れてきたらみたで、さらに細かな動きなど見飽きないものがあります。