平成の大横綱

投げ技に彼我の差ありて博多場所

白鳳32回優勝の大記録おめでとう。

昭和の大横綱・大鵬の記録を超えていくつまで伸ばしていくのかまだまだ楽しみな力士だ。
15日間を振り返ってみると、モンゴル人力士の投げ技の鋭さが目についた場所であったように思われる。
投げ技のすごさで言えば往年の若ノ花を思い出すが、今では技の鋭さも凄味というものはすべてモンゴル人力士の専売特許といった感が強い。

今のところ日本人力士はせいぜい大関がいいところで、それも勝ち越しがやっとという状態では横綱候補とはとても考えられないし、幕内力士全般をみても一気に番付を駆け上がってくる気配がない。
四つに組んでしっかり勝てる力や技、体格を備えた日本人力士が誕生しないものだろうか。

“平成の大横綱” への4件の返信

  1.  昨日23日は恒例の東京40会でした。
    参加者40名、キヨノリさんの源氏講演あり、津から参加の二人のギター、歌ありの大いに盛り上がった一日でした。
    一年に一度会って、お互い元気な姿を見られるのは良いものですね。
     津の40年卒全体の「古稀のお祝い」が再来年(2016年)7月7日~7月8日に鳥羽で予定されているとのことでした。
     充実した古稀を迎えたいものですね。

    1. 1学年だけで、しかも地元でなくても40名の参加というのはすごいことですね。キヨノリさんの講演はご本人の熱情を感じさせてさぞ盛り上がったことでしょう。Facebookでミッキーが写真をアップしてくれてるので雰囲気が伝わってくるようです。「古稀」って本当?って聞きたいくらい、みんな元気なのは何より。

      1. 源氏物語の話なんぞ聞いてくれるのかなと心配だったのですが南天さんの朗読(一部伊勢言葉もまぜて)入りとかのご協力のお蔭で何とかやり遂げることができました。何人か読んでみようという人もいたようでよかったです。

        以下講演原稿(パワーポイント)の一部です。

        数字で見る源氏物語
        ①年代
         1008年
          794年~1192年 平安時代
          その真ん中 女性文学最盛期
          100年遡って70年間の物語

        ②長くて複雑
          2400枚   原稿用紙
          65時間    朗読すると
          4百数十人   登場人物
          「源氏物語の不幸は長いことだ」

        ③源氏物語の構成
          54帖
          33+9+(1)+3+10
          第一部 第二部 第三部(宇治十帖)

        ④和歌
          795首  歌は伝達手段
          内光源氏  221首
          女君で一番歌が多いのは?

        ⑤光源氏をめぐる女性たち
          13人 光源氏が契った女性
            葵の上 藤壷 空蝉 軒端荻 夕顔
            六条御息所 末摘花 朧月夜 紫の上
            源典侍 花散里 明石の君 女三の宮

           3人 光源氏が契れなかった女性
            朝顔の宮 玉鬘 秋好中宮

        数字で見るってけっこう気に入ってるのですがいかがでしょう。

        1. 「数字で源氏を語る」は新しい視点で実に目から鱗ものですよ。
          例えば、当時の男子はよく泣いたようですが、誰が何回泣いたか、なんていう切り口なども面白そうです。現代の俳優で配役を考えるにもこの「泣く」に似つかわしいというのが最大の条件でしょう。僕の推奨は源氏は「中井貴一」しかいない。対する頭中将は「佐藤浩市」といったところでしょうか。キxタク君などはこの条件からすれば全く視野に入ってきませんね(笑)
          伊勢物語の東下りの段では「かきつばた」を織り込んだ歌に全員が「ほとびにけり」。このくだりなんぞまことに印象的な段です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.