晩秋真っ盛り

冬薔薇香り保てるものさへも

通りがかりの薔薇園から強い香りがした。

冬とはいっても実体はまだ晩秋だからだろうか。真冬にはまだしばらくはあるこの時期、いろいろな種類の薔薇が咲いているなかには、強い香りを放つものがあるらしい。

“晩秋真っ盛り” への8件の返信

  1. 昨日から降り続いた雨にけぶった堤防の桜木もすっかりはを落としたようです
    雨にそぼ濡れた葉っぱを見ていると「源氏物語手習」で僧都が浮舟に語る場面、「このあらん命は葉の薄きが如し」を想い感傷に浸ってしまいます。

    1. ほんとうに冷たい雨ですね。「桜散らし」ならぬ「葉散らし」の雨というんでしょうか。「山茶花梅雨」とも呼ばれています。
      この時期の雨はいつももの悲しさを感じてしまいます。前にも書いたことがありましたが、男性合唱組曲「雨」(堀口大学詩)の「11月の雨」を思い出してしまいます。

  2. 自然のままにまかせた所ではけっこう年中薔薇がさいています。きっと生命力が強いのでしょう。
    「冬薔薇」は寒さにめげないしたたかなイメージを謂うのでしょうか。

    1. 今のバラは品種改良されているので冬でも立派に花を咲かせますが、元々は葉を落として寒々とした枝振りにも健気にいくつか、咲いているのか残っているのか区別のしようがないものがある状態を言います。
      ですから、「冬薔薇」といった時点で大輪の立派な花を思い浮かべてはいけないわけです。寒さの中に蕾のままで終わりそうなものとか、咲いたとしても辛うじてというように、そそとした風情や老残の花を詠むのがお約束です。

  3. 23~24日に北杜市の別荘に畑仕事に行ってきましたが、庭の木は葉っぱがすっかり落ちてしまい、冬の景色に一変していました。
    周辺のカラマツも黄色の葉が少し残っているものの、裸に近い状態になっていました。
    現地では11月の中旬ごろから氷点下を三度記録するなど、冷え込みも徐々に強くなっています。
    庭の水道も凍結しないよう、蛇口を開放し、冬用の水道栓を閉めたり、二階のトイレは使用する頻度が少なくなってきたので、元栓を締め、タンクの水抜きをして、便器に残っている水に不凍液を播いて凍結防止です。
    12月に入ったら、外の水道の元栓を締め、キッチン、洗面所、お風呂、トイレの水抜きと不凍液使用等、手のかかる仕事が増えます。
    寒冷地の別荘管理は温暖な土地に比べて冬は手がかかります。

    1. 真冬の醍醐味を味わうために、わざわざ出かけるということはないのですか?いい温泉とかスキー場とか近くにあれば利用価値もありそうですけどね。

  4. 秋に咲いた薔薇が冬になっても咲き残っていますよね。
    昨日も今日も冷たい雨が降っていますが、近くの公園の冬薔薇の赤が心に残ります。
    なんだか健気な感じがしていいですね。

    1. しばらく落花もしないで花の姿を長く保っているならまさに「冬薔薇」でしょうねえ。普通に咲いて普通に散っているだけでは、実態は題にも書いたように「秋のバラ」なんだと思います。
      掲句は一応冬のバラのイメージで、厳しい寒さのなかで健気にも香りまで保ってるのがあったよ、というようなことを言いたかったのですが。。。。

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