最初に食ったのは誰か

海鼠とは出土されないものなりし

初めて食ったのはやっぱり縄文人だろうか。

英語でいうとsea cucumber。たしかに棘があるところなど、太い胡瓜に似ていると言えば似ている。縄文人は海のもの、山のもの、多種多彩なものを食していたので、無骨な生き物とはいえ簡単に手に入る海鼠も当然食べていただろう。
だが、発掘された遺跡からは猪や鹿、鳥の骨などが発見されているが、海鼠の痕跡は聞いたことがない。棘皮動物なので骨もなければ、腸すら海鼠腸にして食ってしまうほどの日本人だからなおのことであろう。

“最初に食ったのは誰か” への4件の返信

  1. 海鼠は冬の季語でしたか。
    そう言えば50年ほど前始めて口にしたのは冬の渥美半島伊良湖岬 だったような?
    好き嫌いのない私でもこればかりは二度と口にしたいとは思わず今に至った次第。
    見た目も食感も気味が悪い・・・
    一体誰が初めて食べたのでしょうね?

    1. 苦手ですか。僕はさいわい元の姿を見たことがないまま子供時代を過ごしたせいか,あのコリコリした食感がたまらないほど好きです。後年太い胡瓜姿を見たときも特別気色悪さは感じませんでした。
      ところが、成人して初めて目にしたホヤは全く手が出ません。蜂の子、蝗を食えないのも子供時代のならいでしょうかね。

  2. 子供の頃から私は海鼠食べていました。こりこりした食感の酢の物好きでしたよ。最初に口にした人は勇気がありますね。
    ホヤは成人してから仙台の飲み屋さんではじめて食べました。これも酢の物で食べましたがオレンジ色がきれいで歯触りも良かったです。新鮮なものだと美味しいです。

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