山凍てて勧請縄の翳りけり
山凍てて勧請縄の真新し
勧請の縄あらたまり寒に入る
というのは、稲淵集落の男綱と同様一週間前に年に一度の綱掛け神事が行われたばかりだったからだ。
この栢森というのは飛鳥から吉野へ抜ける芋峠ルートの一番奥まった集落で、飛鳥方面からの邪悪が集落に及ばないよう、飛鳥側の入り口において飛鳥川を跨ぐように女性器を象徴する勧請縄がかけられている。飛鳥の里からは一番奥まったところなので訪れる人も少ない。
高度も上げてきているうえ、山に囲まれた川は早くから陽が遮られていかにも寒々しい。
女綱?何のこと?
さっそく検索してみたら18歳未満の人は見ないようにとのこと。
なるほど、どこの地方にもこのような奇祭はあるのだな~と納得。
五穀豊穣、子孫繁栄を願っての大事な神事なのでしょうね。
「勧請縄」は間違いで「勧進縄」でした。用意ができたら写真をアップしますが、とりたてて18歳未満の人が見ても問題あるようには見えません。
なぜ稲渕が男綱で栢野森が女綱なのかを解説したものがなくて意味はよく分かりません。二つの集落が意外に離れていますしね。
壬申の乱にはまっています(里中満智子の「天上の虹」&倉本先生の「壬申の乱」)。源氏に匹敵する面白さです。
飛鳥時代のダイナミズム。個性豊かな人間像。
僕は大津皇子の悲劇からこの時代の魅力にとりつかれました。
私もこの時代好きですね。
骨肉の皇位争い、兄弟がらみの恋など人物模様も興味あります。
さっそく倉本先生の「壬申の乱」予約しました。
昨年先生の壬申の乱の講座はすでに終了しましたが。
吉野から宇陀、榛原、室生、名張、柘植、、、、歩いてみますか。