鋭敏

冬籠耳は外界向いてゐて
冬籠研ぎ澄まされし両の耳

雪とか何かよんどころない事情あって一部屋に籠もっている。

まわりには読みたい本を積み上げて、まるで書物に埋もれたような毎日である。
それでも外からの情報は恋しく、新聞、テレビのニュースは欠かせないし、書を読んでいても新聞や郵便配達の音には敏感になっている。

“鋭敏” への4件の返信

  1. どんよりとした冬の日はどうしても内に籠りがち。
    本が本を呼び周りは本だらけ、古事記(佑之氏)まで積んでしまいました。
    確定申告の下書きも済ませたので明日は図書館籠りの予定です。

    まだ鋭敏には程遠く寝起きの感じです。

  2. 私も本に囲まれた日々ですが、しっかり歌舞伎も観に行き楽しんでいます。27日で終わりましたが、国立劇場の「南総里見八犬伝」、大屋根での大立ち回り、火遁の術の仕掛け、など驚きいっぱいの面白さでした。真っ赤な布を舞台一面上から下まで炎のごとく揺らし、すっぱり割れた桜の中からスモークや火の粉がわりのきらきら赤い紙の小片が観客席に拡がり、大喜びの演出でした。
    この通し狂言はあまり上演されないので、新鮮でした。
    菊五郎が演出もしたので、役者としてだけでなく、いかに観客の心をとらえるかと工夫し心配りしたかがわかりました。

    1. 観劇、しかも伝統芸能とはいい趣味ですね。
      ときどきNHKで芸能番組見る程度の私にはよく分からない分野であります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください