これもパノラマ

たくし上ぐ今朝のカーテン初時雨

目覚めの朝は暗かった。

ちょうど時雨が通り過ぎているようで、目と鼻の先の対岸を今にも覆おうとしている。
今日は珍しく北西から南東に向けて時雨が走っていく。ちょうど家の後ろから来て前へ去って行く感じの方向である。普通は西から東へ、盆地を横切るように過ぎていくのをパノラマのように見えるのだが

この冬ははたして何回パノラマを眺められるだろうか。

“これもパノラマ” への4件の返信

  1. そうですか、見晴らしのいい所にお住まいなんですね。四方の山を背景に自然現象を肌で感じる。俳句に結びつくというものなんでしょう。パノラマ、いいですねぇ。

  2. 南東向きひな壇のようになってますので、二階からは盆地南部の山がよく見えます。。
    この時期家から見て朝日は高見山のすぐ左に昇ってきます。冬至には高見山と音羽三山の間くらいでしょうか。ほとんど南東に近いですね。夏至とは90度くらい差がありそうです。

    時雨が多く見られるのは家の右手・葛城山から左手・飛鳥方面にかけて。

  3. 朝な夕なに、日本のマッターホルン高見山を拝めるとは、なんともぜいたくな景観ですね。信州松本でいえば有明山の後方に槍の頭を望むようなものですね。これから冬にかけては三峰の霧氷も素晴らしいですね。
     
    今丹波黒のハサ掛け中、乾けば身を叩きだし愛でたく正月用の丹波黒となります。機会があればお届けします。

    1. そう言えば昨夜は写真家の田淵さんのドキュメンタリー放送がありました。有明から常念にかけてがホームグラウンドで、槍が何回も顔を見せていました。
      30年以上も昔、毎月山の写真とエッセイの原稿をいただいていた関係で、田淵さんのお宅に伺ってお話を伺ったのを懐かしく思いました。奥さんもたいそう気品のある方で放送のイメージそっくりの方でした。大野林火の「濱」で俳句をよくされました。夫婦揃って、凜とした風情を醸し出される素晴らしい方々で敬愛せずにはいられません。
      自宅のあった豊科町は今は安曇野市になったそうですが、最高のロケーションですね。

      丹波黒は無理しないでくださいね。

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