至宝

底冷えの戒壇巡りや四天王


さすがに毎日近所ばかりじゃつまらない。

今日は足を伸ばして広目天さんに会いに行こう。
天平の至宝。
東大寺戒壇院四天王像。持国、増長、多聞、広目の四天王である。
肉体の均整がすばらしい。
寒い日の3時も過ぎると観光客も少なくじっくりと見ることができるが、さすがに足の底から冷えが伝わってきた。

“至宝” への5件の返信

  1. いいぞ、いいぞ! 是非足を延ばして色んな所を教えて下さい(勿論プレッシャーかけるつもりはありませんが)。

    東大寺の四天王像ですか、、東大寺何度か行ったこと(中国のエライさんを案内して大仏さんの膝元まで行ったことも)あるんですが、大体大仏さんが中心で戒壇院なんて全く知りませんでした。天平美術の最たるものらしいですね。写真で見ましたが広目天、、スバラシイ!その表情は岡本太郎じゃないけど、バクハツしてる!!って感じでしょうか。。

    1. インターナショナルの花が咲いた天平。四天王さんはその典型でしょうね。
      とくに広目天さんの目がいい。写真家入江泰吉によるとあの射すくめられる目に惹かれて仏像写真にのめりいったということです。それをこの目で確かめに行ったわけですが、広目天さんの視点が高いので肉眼では正視できなかったのですが、それでも十分に人の心を見透かされるような気がしました。
      でも、靴脱ぎの戒壇巡りだったので冷たさで本当に足が痺れました。

  2. 記憶にある限り、実物は見てないような気がします。
    教科書の世界です。あの頃は四天王立像が嫌いでした。
    恐ろしい形相が地獄の入口のように思ったものです。
    金剛力士像はもっと怖かった。
    私にとっては広隆寺、弥勒菩薩のやさしく優美なお姿だけが救いでした。
    今、見れば随分違った感じ方になるのでしょうね。本物、見てみたいです。

    今日は久しぶりのコンサート、中村紘子のコンチェルト。
    若手の台頭が著しい昨今、過去の人かと思いきやさにあらず。
    力強く優雅な演奏でした。
        初演奏 熱きフォルテ 冷めやらず

    1. 俳句は切れがなくてはならないものですが、多すぎるとこれまた困りものです。
      フォルテというは「フォ」で一音とみなすことが可能です。
      それから、やはり季語は必要ですね。

      1.      冬の宵 熱き協奏 冷めやらじ
        推敲してみました。
        初心者は怖いもの知らずですね。
        恥も外聞もなくいきなり思いつくままでした。

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