かき入れ時

生業の看板よそに年の市

日本三大朝市というのがあるようである。

飛騨高山朝市、輪島朝市、房州勝浦朝市。
勝浦の朝市とはよく聞かぬが、飛驒、輪島は観光としても有名どころで全国版ニュースなどでよく取り上げられる。
年末ともなると、青いシートの下で普段は野菜や魚、お土産品などを売っている店が正月のお飾りなど年の市に早変わりするようだ。
アメ横のスポーツシューズ店などがこの時期だけ蒲鉾、数の子など正月用品を売る店に変身するのと同じようなものかもしれない。

そう言えば、牡丹の時期、長谷寺の門前通りの普段はシャッターが閉まってるような店でも、にわかに牡丹や芍薬を並べる店として営業しているのを思い出す。
場合によっては、これが年間売り上げの大半を占めるまでのかき入れ時かもしれない。

“かき入れ時” への4件の返信

  1. 賑わいが賑わいを呼ぶ、人気が人気を呼ぶ。別に便乗と言うんじゃないけれどそれがノリと言うもんでしょう。普段は地道にやってても正月くらいはパッと行こう!財布の紐が緩むのも仕方ないですね。

    1. かの国ではクリスマス商戦の成否が景気にもたらす影響が大とか。日本でも使うべき人に大いに消費してもらって、アベノミクスを実感させてもらいましょう。

  2. 年の瀬、何となく巷はあわただしい雰囲気。
    今朝のニュースではアメ横の威勢のいいお兄ちゃんの呼び込み。
    折り込み広告もお正月準備の大安売り一色。
    商店街、スーパーマーケットは今が一年のかき入れ時。

    我が家ではいつもとたいして変わりありません。
    まだ掃除も残っているし、お天気続きが助かります。

    1. 歳時記のページもいよいよ終盤。
      気ぜわしい俗世間とはもう離れてしまって、相応しい季語を選ぶのも大変です。

      今日は一番の冷え込み。やっと歳晩という雰囲気になってきたようです。蜜柑も手許にないと食べたいとは思いませんが、久しぶりにテーブルにのるとさすが手が伸びます。

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