淡雪

ひとしきり句座のざわめき春の雪

今日は定例の句会。

奈良盆地より幾分気温が低い場所なので、盆地を出たときはまさか雪が降るとは思いもかけなかったが、春時雨が雪模様となったようである。

誰かが窓を見て大きな声をあげると、外は春特有の大きな泡雪であった。

“淡雪” への4件の返信

  1. えっ、雪、、そうだったんですか。そりゃあ、句会も大騒ぎでしょうね。うまく詠めましたねぇ。春の雪、、昔は三島由紀夫に興奮したものでしたが、、。

    1. 恥ずかしながら「豊穣の海」シリーズは読んでないので、「春の雪」には全く連想が働きませんでした。長谷寺を過ぎて吉隠(よなばり)の長い坂を越えようかと言うとき小雨だったんですが、そのあと雪に変わったようでした。積もらずにすぐに消える風情は春の雪らしかったです。

  2. 思いがけず雪を見ると、周りの誰かに知らせたくなりますね。
    みんな静かに句に想いを馳せていたのが、一瞬ざわめく雰囲気がよくとらえられていると思います。
    「春の雪」は語感もいいですね。

    1. 誤字を書いちゃいました。
      「泡雪」ではなく「淡雪」でしたね。文字変換に頼りっきりでいると、こんな簡単なミスにも気づかないことがあるものです。反省、反省。
      春のどか雪にも困りますが、降っても降っても消えてゆく淡雪ならば歓迎です。

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