古記事を拾ひ読みして落花生
親指の腹で割る。
普通は簡単に割れるが、うまくいかないときは爪を入れたりしながらピーナッツを食う。
殻を古新聞に落としては手が伸びるのだが、こんなときは不思議に気になる記事が目につくものである。
古いことなどどうでもいいようなものの、ついつい読んでしまい、袋が空になるまで止まらないのも困りものだ。
意外にかさばる殻だが、これを焚き口にまとめて捨てていた時代もあった。火鉢、囲炉裏、竈などがまだある頃の話である。落花生の殻はよく乾いているので、焚きつけにはもってこいなのであった。
昔はどこの農家もおやつ代わりに落花生を栽培していたものです。
千葉の八街の落花生が送られてきたときはそのおいしさに驚きました。
近頃の子どもは落花生は木にぶら下がっていると思っているらしい。
古新聞ごと、落花生の殻を風呂の焚き付けにしたことが懐かしです。
ほかにも杉の枯葉とかね。
今、丁度ローカルニュースの料理番組で男性アナウンサーが調理師に教えられ里芋と落花生のコロッケを作っていました。
どちらも旬の味で美味しそうでしたがちょっと手間暇かかるかな?
その「古新聞ごとくべる」を詠みたかったんですが、うまくいきませんでした。
ピーナッツは千葉の特産。地元では大きな袋ごと買います。贈ってもらうのもすごいボリュームで驚いたことがあります。
ピーナッツというより落花生のほうがピッタリくるんですが、殻ごと煮たものとか、落花生の煮物ってうまいですね。もう何年も食べたことありませんが、お袋の味でした。