被覆せる畝に生まれし秋の蝶
虫除けネットの中で蝶がもがいている。
どうやら、大根のプランターのなかで蝶が羽化したらしい。
先週に続きこれで二度目だ。
虫除けと霜除けをかねてネットをかぶせているが、いつの間にか青虫が発生、さなぎ化して孵ったらしい。
いくらか葉っぱが食われているのは、きっとその青虫だったのだろう。
ネットを外してやったら、元気よく飛び立っていった。
葉っぱの被害はたいしたものではないが、まだしばらくはこういうことはあるかもしれない。
それにしても、いったいどうやって侵入したんだろうか。もっとも考えられるのは、ネット越しに卵を産みつけ、それが羽化したということである。そこに柔らかくてうまそうな葉っぱがあるもんだから、格好のゆりかごである。
春の蝶が花から花へ舞う動ならさしずめ秋の蝶は静と言ったところかしら。
庭に実のならない柿の木が二本、見事に紅葉しました。
赤にオレンジ、黄色、緑と色鮮やかな葉っぱです。
一本切り取って先日友人が焼いてくれた創作花器に投げ入れてみました。
なかなかいい雰囲気です。
柿の紅葉は、葉単位で色づくのが特徴ですね。紅葉したのと緑のままの葉が混在しているので、色もいっそう鮮やかに見えます。
実が生らない柿というのは、今年生まれた枝の先を全部剪定しているせいではないでしょうか。切り戻す枝と残す枝に分けたら、今年もそれなりに生りました。