澄んだ月

絶え絶えと虫の音細き後の月
到来の豆茹であがる十三夜
明日また洗濯日和十三夜
銀に甍かがよひ後の月

夜も引き続き快晴である。

明日もまた洗濯日和という。
十月はすっかり雨の日々だったが、11月に入った途端空の青が戻ってきた。
十三夜の月も冴え冴えと光りを放っている。ちょっと一枚羽織りたくなる夜である。急に冷え込みがきつくなったが、名残の虫も細々と聞こえてくる。
今年はひさしぶりに片見の月とならずにすんだ。とくに何を飾るわけでもなく、外へ出てしばし老眼の目をしばたたかせるだけなのだが。

“澄んだ月” への2件の返信

  1. 10月の十五夜も素晴らしかったが十三夜もなかなか風情があって良い。
    雨にたたられた今秋であったが両方見られたことはうれしい出来事である。
    何か良いことがありそうな予感もするがあまり期待しないでおこう。

    二度目の岐阜へ、金華山に登りたいくらいの好天に恵まれた。
    岐阜大学のサテライト教室は岐阜県民に公開されている無料講座である。
    カルチャーの講師が好意で潜らせてくれた。
    来年から学ぶ「六代勝事記」の大まかな背景と大意を学ぶことができた。
    今の為政者に学んでほしいと思わせる内容であった。

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