生命力

濠端に葛はいのぼる古墳かな

大きな濠が葛で埋まっている。

ということは、水が涸れ土砂に埋もれてしまって、生命力の強い葛が蔓延してしまったのである。
すでに調査も終わって長い時間が経過したのであろう。
このまま放置されれば、まだいくぶんか残っている湿地部分もやがて葛の支配するところとなるのも近いか。
濠の周囲は散歩道となっているので、やがて舗道にまで蔓が這い上ってくるだろうし、なかなか厄介な植物だ。

“生命力” への2件の返信

  1. 葛に限らず蔓性の植物は生命力旺盛ですね。
    一時ブロック塀に蔓性のものを這わせたことがありますが緑や紅葉のうちは楽しめますが冬枯れは何とも哀れなものでそれを取り払うのに苦労したものです。
    複雑に絡みブロック塀をも浸食する勢いでした。

    1. 蔦などが巻き付くなんざ、女人が髪で人を取り殺す怖い話を思い浮かべます。地を這わすくらいなら、伸びればカットすれば済みますが。以前には根締めにおかめ蔦を這わせていました。

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