また花をつけて秋茄子仕舞へざる
真夏にこっぴどくやっつけられたと思っていた茄子が、今頃になって元気を取り戻してきた。
虫にも食われ瀕死に近かったのを、あわれとは思い水だけは欠かさずにいたら、傷んだ枝から鮮やかな枝葉が誕生して、おまけに夏にも付けなかったくらい多くの花が開きだしたのだ。
そろそろ仕舞時かと諦めていたのを、あわてて追肥をして様子を見ているが、もう一回くらいは収穫が期待できそうである。
サツマイモ、今年は鳴門金時にしてみたが、収穫時を算段する毎日。プランターには紅あずま。どっちが甘いかな?
今年はそういう話題が結構多いですよね。
家庭菜園のピーマンが今頃になってようやく実をつけたとかね。
算段と言えば日常的には算段が狂うということがよくあります。
今日から外壁塗装のために足場を組む予定だったが台風24号の接近で延期、すべてのスケジュールが狂うが自然現象には逆らえない。
今秋一番と思えるほどの今日の青空が恨めしい。
週末はまた台風。さきほど小降りのタイミングで庭のものを片寄せしました。沖縄方面では風速最大70メートルなんて想像を超える風で、これがまた関西直撃すれば前回よりひどくなりそうで不気味です。
駅ビル改装の足場も2階で止まったままです。昔と違って台風が来るたび、このような騒ぎになりそうです。
また花をつけて秋茄子仕舞へざる
(話しが飛びますが)TBS-BSで 毎月一回深夜3時から『落語研究会』と
言うコアーでマニアックな落語番組がありますが、先月の出し物が
入船亭一門しか演らない『茄子娘』でした。
この句は 季節の採り入れを 色鮮やかに詠っていますが、茄子って
実はとてもエロティックな暗喩を感じるもので、『茄子娘』を聴いたばかり
だと、この句がとても せつなくエロティックに感じるから不思議です。
落語に縁遠いので、NHK落語ザムービーだけででもと楽しんでます。この「茄子娘」というのはどこか記憶があって、調べたら去年に放送されてましたね。
亡き黒髭大将が大の落語ファンだったことを思い出します。