厄日乗り越え

雨去りし大和一国稲の花

ようやく稲の花が咲きはじめた。

すでに穂が出て半月くらいで、いつになるかと気にかけていたら、夕べの雨の上がるのを待つかのように今朝ほころんだようである。
今朝は暑さもすこしましで、これなら平気かと徒歩で投函する気になったが、坂道の往復をほどよい汗で済んだのは何よりだった。これからは多少は外を歩く気にもなれそうで、この長い夏を家でこもっていたなまくらの身体にもいい刺激となった。
稲だが、今ごろ花が咲くのだから、今年も収穫は10月に入ってからだろう。二百十日を前にようやく花をつけるというのはリスキーなことだろうが、風の影響が比較的少ない盆地だからこそうまく乗りきれるに違いない。また、そうであることを祈ろう。

“厄日乗り越え” への2件の返信

  1. 今日で八月も終わり、子どもたちにとっては長かった夏休みも終了。
    でも曜日の関係で明日は日曜日でちょっと得した気分かも。

    ところで八月尽とは言うのでしょうか?
    カルチャーの崩し字の講師によれば尽のつかない月もあるとか・・・

    私にとってこの夏は暑さもさることながら最悪の月。
    落とし物、失せもの、忘れ物と数えればきりがありません。
    このみっつ、同じようでも微妙に違うんですよね。
    来月は誕生月、無事免許証ももらえたことですし心機一転何とか後悔しないような日々を送りたいものである。

    1. 「〜尽」に制約があるとは聞かないですね。
      現に8月尽の句があるようですが、あまり使われない季語でもあります。
      「微妙に違う」。言い得て妙です。
      私は忘れ物が多くなってるようです。

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