稲の花あるじ病に倒れしと
盆地の田はようやく花の季節を迎えた。
菜園の隣では田植したもののその後体調を崩して田の草もままならないのは見るに忍びないが、他の田にくらべやや遅れてはいるものの穂が揃い始めた。
主に代わって面倒を見ている人もいるようだが、やはり毎年のように美しいとは言えない。
境界の草を折半しながら刈ることになっているのだが、この分ではこちらが負担せざるをえず、いつまでも残暑が尾を引いている状況では天を仰ぐしかない。さらに、秋冬野菜の準備に追われるなかでなかなか手が回らないというのもあって、気をもんでいるのだが。