身を包むもの

峪穿つたぎりの水の澄みまさる

爽やかを通り越して寒いくらいの夜である。

乾いた空気がさらに空の青さを引き立てる。身も心も澄むような心地で周りのものを見れば、どれもまた爽やかに感じるし、いまにも沸騰しそうだった田の水もすずやかに見えてくるのが不思議である。
秋は心も、空気も、水も身を包むものすべてが澄んでくる。

“身を包むもの” への2件の返信

  1. 昨日は秋晴れの中、気持ち良くお彼岸の墓参ができました。
    墓苑と地域の二か所の墓、親戚含めて6軒のお墓を巡りました。

    夕べは寒いくらいで夜中に目が覚め外に出たら虫の大合唱でした。
    田舎ではもうすでに秋の取入れも終わり新米を待つばかりの様子です。
    次の台風の気配で好天は長続きしないようですね。

    1. 盆地もようやく田が色づいてきたところです。眼前に黄金色の光景がひろがると、農業者でもない私でも安らぐことができます。

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