猫団子

後の月さへぎる影のなき盆地

明日が十三夜らしい。

ところが予報は曇。ならばと外へ出て仰いでみると意外にも今年は青くない。もちろんそのときの気象条件によるのだが、今夜もまた高気圧が真上にあるので放射冷却効果が顕著にでる盆地である。
秋の低気圧は猫も喜ぶが、高気圧は逆に猫の大敵。
ここのところ猫どもはいわゆる「猫団子」化して固まって夜を過ごしている。
それにしても、都会と違って田舎はいい。月を遮るビルもなく、空は広いのである。

“猫団子” への4件の返信

  1. 十三夜の月も美しいとされますね。今夜は晴れるか少し心配ですが・・・
    珍しく今月は満月が二度見られるそうです。
    観忘れないようにしなくっちゃ。

    寒い日、猫どうしで固まっているのを「猫団子」と言うのですか、面白いですね。

    1. 我が家は見事に団子三兄弟+新入りです。今の季節はソファ占有で人間は間の狭いところを分けてもらってます。

  2. 後の月さへぎる影のなき盆地

    十三夜の月とは、少し欠けた月の事ですね。この句をみて、すぐに猫を思い浮かべました。欠けた満月で照らされた所を猫が横切って行く・・・。猫、実は幼少の頃、入江たか子さん演じる「化け猫」映画を見て以来、猫が可愛いなんて思ったことが無く、不吉の象徴そのもの。「秋の低気圧は猫も喜ぶが、高気圧は逆に猫の大敵」・・・これは どういう意味ですかね?

    1. 唐突でしたね。
      受け売りですが、秋の低気圧には南から暖かい風が入り込み、高気圧には底冷えするからです。

      俳句をやるまでは、十三夜とは十五夜の二日前という理解しかしておりませんでした。そう聞くと「月の法善寺横丁」の歌詞にいよいよ人情の哀れを感じますね。

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