待ってました

看脚下きのふなかりし曼珠沙華

草刈りした途端顔を出してきた。

雨で二日ぶりに畑へ出たら畔に一本の彼岸花を見つけた。一昨日はまったく顔を見せていなかったのに早いものである。菜園をシェアしているメンバー間で気がついたものが交替で草刈している畔なので、誰かが苅ってくれたのだろう。
彼岸花というのは草刈をじっと待つ花のようである。草ボウボウでは芽を出さないが、苅った途端待ってましたとばかり噴き出してくるのは面白い。

“待ってました” への2件の返信

  1. 彼岸花の別名を壱師の花というらしいことを初めて知った。
    有名な美杉出身の歌人、岡野弘彦の歌
       ふるさとの壱志の花の灼然く人はこがれて死にゆきにけり
       故郷のいちしの花が真っ盛り深夜テレビの飛鳥の村に   友人詠
    故郷一志と壱師をかけたのでしょうか?

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