万とつく木の実一粒降りにけり
久しぶりに飛鳥へ。
橿原方面に所用のついでに石舞台から祝戸方面へ1時間ほど足をのばした。
椎の木の実だろうか小さな粒をいっぱいつけた木がめだった。とくに玉藻橋少し上流の淀にかかる木がみごとで、そこから落ちる実はことごとく飛鳥川に沈むことになる。
昨日今日落ちたばかりと思える、青い実のまま落ちている団栗も多く、今日の強風にたえながらもいつ落ちるかどうかはなはだ心もとない。
カメラ片手にぶらぶらしていたら、地元の人間と見られたのか飛鳥散策の観光客に道を尋ねられた。橘寺と稲淵の棚田が見たいと言うのだが、玉藻橋付近からすると下流と上流、それぞれ逆方向なのでまずは稲淵への道を教えて差し上げた。
懐かしい飛鳥の散策。
高松塚古墳の傍の公園をスタートに万葉歌碑などを辿りながら飛鳥寺までの楽しいハイキングでした。
あの頃から思えば体力は相当衰えたように感じます。
菜園の往復など私も最近ようやく歩き始めました。すぐ足に来て衰えは顕著です。