フレーム

上手よりひとり舞台の秋の蝶

居間の窓をフレームとみてもいいし、舞台とみてもよい。

ふらふらと舞台の袖から現れたかと思うと、あちこちの枝葉の周囲を巡っては反対側の袖に消えてゆく。何を探しているのかは分からないが、短い一日を惜しむように命を刻んでいる。
目で追っかけていると、それはまるでひとり芝居の役者のようにも思えてくる。

“フレーム” への2件の返信

  1. 素敵な歌ですね。
    秋の短日の庭を舞台に蝶が舞っている、蝶の行方を追っていつまでも見とれそうな絵になる光景です。

    1. この時期の蝶は動きが優雅です。踊っているようにも、歌っているようにもみえて飽きないです。猫どもは相変わらず行方を真剣に追ってるのが滑稽です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください