赤のまま

人影のなき山畑の蕎麦の花

手のかからない植物なのだろうか。

種を蒔いたらあとは手を入れることもなく、三か月もすれば収穫を迎える。痩せ地でも育つといえるので雑草並みに強い植物に属するのだろう。
救荒作物のひとつともなっているが、その条件にもかなっているのではなかろうか。
山を切り開いた広大な畑は空が近い。秋の雲がゆっくり流れてゆくなか、真っ白な畑に犬蓼の花の赤がアクセントになっている。

“赤のまま” への2件の返信

  1. 蕎麦文化のない土地に暮らしたのだろうか。
    こどものころから蕎麦を食べたことがなかった、大人になって初めて蕎麦を食したので全く蕎麦通ではない。
    蕎麦の違いがよく判らない、一度だけ美味しいと思った蕎麦の店の名を忘れてしまってそこへは訪れることができない、静岡の東の方だったような気がするが・・・
    ちなみに犬蓼、見ているのかもしれないがどんな花なのかもよく判らない。

    1. 肥えた土地に住んでたせいでしょうね。米がとれるところは蕎麦は不要ですもんね。イヌタデは通称「赤のまま」でよく見かける草です。うす赤い花が赤飯のように見えるからとか。

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