営み

かまきりのお産を猫のお節介

古簾に大きなかまきりがしがみついている。

過去にも何度か目撃したが、間違いなく産卵の場所を探しているのだ。
何日かすると新しい卵が簾のどこかにしっかり産み落とされるだろう。
ところが、今日は猫どもが窓越しのかまきりに気づいて興味津々の様子。それを察してか、かまきりのほうも猫どもをにらんで動かない。一時間くらいはにらみ合いは続いたろうか、やがて猫どもはあきらめていつもの昼寝タイムとなった。
毎年のように繰り返される営み。来年はその子供がまた産卵にやってくるのだろう。
わが庭は彼らの餌に困らないようである。

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