デジタルの文字

冷まじや液晶の文字みな8に

机上の時計がおかしくなった。

一度落下させてしまってから時間表示の部分の液晶が欠けたが、個人的に使用する分には困らないのでそのまま使っていた。
ところが、今日どこかでカチカチと異音がするので周りを見渡してみると、その時計から聞こえてくるようなのだ。
しかもいままでだましだまし使ってきた文字盤はと言うと、一部の欠損を除いてみな算用数字の「8」を指しているではないか。透かしてみても叩いてみても何の変化もない。リセットボタンというのがあるのでこれを押して見るも何の変化もない。
どうやら完全にいかれてしまったらしい。
日時や曜日もでるし、気温、湿度もでるのでなにかと重宝していたので、動かないとなると机の上が何となくわびしいものだ。
毎日が日曜日的な暮らしのなかではデジタルのように一分一秒を刻む正確な時計は不要だが、かと言って今日は何日だとか、何曜日だとか振り返りたいときもあるのでその術を失ってぽっかり穴があいたような気分である。

“デジタルの文字” への2件の返信

  1. 気持ちわかります、今まで便利に使っていたものが突然壊れてしまって今まで通りにいかなくなった時の喪失感と言えば大げさですが・・・

    1. 振り返れば壁時計があるんですがね。視線の先にあったので目にすぐ飛び込む便利さというのはあったんですね。
      毎日座る場所でもないので、このままでいくことになりそうです。

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