音頭取り

宮入のかしられたる里祭

町のあちこちで通行規制がかかる。

今日は龍田大社の例大祭で、町内各地区のお宮から練りだした太鼓台を中心とした楽車だんじりが大社に勢揃いする。
それが終わると、今度は大人子供勢揃いで楽車を曳きながらもとのお宮に戻る。午後三時頃から各楽車が四方八方に練るので午後五時頃までは通行規制が続く。
ただお宮に戻るだけではなくて、地区をくまなく練るので坂の多い地区では思い楽車を曳くのは大変である。ハンドマイクを持って大声で進行を仕切る頭の声はもうがらがらで、宮入する頃には息も絶え絶えといった風情。挨拶も何を言ってるのか分からないくらいしわがれている。
無事にお宮に戻って無事庫入りする頃には辺りはもう暗くなろうとしている。すると世話役の音頭で乾杯のあと盛大な打ち上げ式で産土の宵は更けてゆく。

“音頭取り” への2件の返信

  1. 朝方は冷え込みが厳しかったが日中は雲一つないそれこそ日本晴れにふさわしい一日であった。
    毎月22日に有志が集う22サロンに出かけた。
    今日はたまたま4年ぶりに開催された名古屋まつりの英傑行列と重なった。
    沿道は人の波で道路も交通規制が引かれ地下鉄の出入り口も一か所を残して封鎖されていた。
    子どもが幼いころは三英傑の行列や花バスを毎年見に出かけたものである。
    全国津々浦々祭り一色です。

    1. 秋祭りには地域の特色が現れますね。
      毎年同じような内容だと分かっていても、地元の人にとってはみんなで盛り上げる、地域活性にも一役かってます。

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