涼しい声

雑草の原も風雅や虫鳴けば

裏の区画は雑草が茂り虫たちの天国となっている。

この夏は一度も草刈りをしてないとみえ雑草が伸び放題で我が庭にも浸食しそうな勢いだが、虫たちの声を毎日聞いているとこよなく愛おしい者たちに思え、このまま草刈りしないでもいいではないかと思ったりもする。
夜にすだく虫の音を聞くのもいいが、まだ暑さが残る昼間かすかに小さな声が風に乗ってくるのを聞くのはいくらか涼しく感じ救われたような気分になれていいものだ。

“涼しい声” への7件の返信

  1. 今日の雨で幾分か涼しくなって今にも虫の声が聞かれそうな夜です。

    津市美杉で大雨警報が出ていたのでどの辺かなと思っていたのですがやはり奈良県境に近い当たりだったようですね。
    いつもの通り名松線が一時ストップしていたようです。

  2. 良い句ですね。私は句にはできなかったけれど、同じようなことを考えていました。
     暑さと蚊にさされるのが嫌で草取りをさぼっていたら、見事に草一面となりました。虫の声に秋を感じています。しばらくこのままでいいかな。
     怠け者の風流心ですね。私の場合は・・・

    1. 毎日の水遣りでも蚊がうんと出てきます。
      短パン、Tシャツなので被害甚大。
      夜の涼しさを味わいたくも、あの蚊だけは勘弁してもらいたいです。

  3. 虫の声、これも日本的ですね。海外では意識したことありません。

    30年も昔、夏休みに津から親父が孫の顔を見に来てくれた。孫を喜ばせようとキリギリスをとって虫籠に入れて持ってきた。そのキリギリス、新幹線の中でギリスチョンと鳴き出し新幹線の中は失笑と爆笑で大騒ぎになった由。オヤジありがとうと今でも思い出しています。。

    1. 何処の祖父母も孫可愛さは変わりませんね。

      わが母は近鉄でチャボ2羽と共にやってきたのを思い出しました。
      車内で鳴いたかどうかは聞いてませんが・・・
      そのチャボを保育園で育て卵を産むようにまでなりました。
      その母も90歳、年月を感じます。

    2. お二人ともいい話ですね。
      もしかして都会では虫がいないのではないか、ならばという親心。新幹線の中は決して失笑なんかではなく、共感の笑いだったんだと思いますよ。

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