この窓に ありていつもの 虫の声
書斎の窓際にデスクを並べているので窓を開けていると虫の声がよく聞こえる。
夏はクーラーなどを使うときがあるので、窓を開けている時間は秋の方がはるかに長い。在宅治療の親がいるので外出もままならず机にしがみついていることも多いのでよけいにそう思う。病状はといえばターミナルケアのまだまだ序の口に過ぎず、やがて昼夜となく睡眠不足の日がくるのだろう。
開けはなった窓から聞こえてくる虫の声は何事にもまさる慰めのような気がする。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
この窓に ありていつもの 虫の声
書斎の窓際にデスクを並べているので窓を開けていると虫の声がよく聞こえる。
夏はクーラーなどを使うときがあるので、窓を開けている時間は秋の方がはるかに長い。在宅治療の親がいるので外出もままならず机にしがみついていることも多いのでよけいにそう思う。病状はといえばターミナルケアのまだまだ序の口に過ぎず、やがて昼夜となく睡眠不足の日がくるのだろう。
開けはなった窓から聞こえてくる虫の声は何事にもまさる慰めのような気がする。
虫の声、けっこう喧しいけどうるさくは聞こえない。不思議なものですね。
♪秋の夜は更けて すだく虫の音に 疲れた心いやす
吾が家の窓辺 静かにほのぼのと 倖せはここに
「極上に ブレンドしたり 虫の声」 (三茶 @第五回六十五句会)
誰がしたというわけでもないのに、「極上のブレンド」。古来からの虫の声を現代的に捉えて言葉に新鮮な響きがある。久しぶりに短詩系の醍醐味に酔いましたね。
次のホームランに期待して、いいかな?
皆さん、素晴らしい感性をお持ちですね。
ここの所、虫の声に耳を傾ける余裕もなく過ごしています。
恐らく草むらでは「極上のブレンド」を居ながらに提供してくれているはずなのにもったいないことです。
心は我が両親のことにばかり飛んでしまうのです。
今度いつ来てくれる?戻ったばかりなのに電話してくる母。
月々日々に心細く頼りないのが目に見えています。
もう少し間隔を短くしたほうが、それとも滞在期間を増やすとか、心はちじに乱れて眠られなかったりです。
日常の身辺をもう少し整理する必要があるかも知れません。
そんな中今朝の新聞で奈良桜井、脇本遺跡で雄略天皇宮殿の大規模な護岸の石積みが発見されたとの記事を見つけました。
雄略天皇と言えば万葉集巻一の一
誠に奈良は悠久ロマンにあふれた地ですね。
しばし現実を忘れ、心安らぐ瞬間です。
県外の人から地元情報を聞くなんて。。。最近は余裕をなくしています。この遺跡公開が29日にあるそうですが、家人をおいての外出はしばらくお預けの身ゆえ次の機会を待つことにしましょう。