女坂

胸突きの坂や雲居の月明かり

駅から帰るには急坂をひとつ越えなければならない。
男坂と女坂の二通りあるのだが、酒の入った宵なら当然女坂を選択する。
先日もあえぎながら登っていて、ふと顔をあげたら、月にかかる雲までが酔いも醒めるほど明かるいので息を整えつつ眺めていた。

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